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I-VAN IN AFRICA 2015

沖縄からアフリカ・ケニアへ

これまでジャマイカをはじめ、フィリピン・タイなどの貧困地域を訪れてきたI-VANがアフリカ最大規模のスラム とも言われる「キベラスラム」の実状を知る為、2015年7月I-VANは沖縄から10000km離れたケニアへと向かった。

キベラスラム(キベラ地区)とは

マサイ族で有名なケニア共和国。世界中からマサイ族や大自然の観光を目的に多くの人が訪れるケニアにはアフリカ最大規模のスラムといわれる「キベラスラム」がある。そこに住む推定人口はケニアの首都ナイロビの人口の過半数である約100万人とも言われている。今回マサイ族の第二夫人であり、日本でも自身の本を出版し、TV出演などもされている永松真紀さんにガイドをお願いした。 2.5km²に及ぶキベラスラムでは道路も舗装されてなく、ゴミの収集活動や下水の処理設備もない。そこにひしめくように住む人々は病気と貧困と隣合わせで日々生活している。

キベラスラムにある学校・マゴソスクール

マゴソスクールはキベラスラムの中にある。 1999年にキベラスラムの貧困者のひとりであるリリアン・ワガラさんが自分が暮らす長屋の一室に浮浪児を集め、寺子屋をはじめたことから始まったのがマゴソスクール。 現在は日本人である早川さん、今回ガイドをして頂いた永松さんとキベラスラムの仲間たちが力を合わせて建設し、スラムの貧困児童、孤児、虐待を受けた子どもたち、家や家族を失い路上の浮浪児になった子どもたちなどを救済するセンターとなりました。 I-VANは永松さんらとともに訪校し、学校内や授業の様子を見学させてもらった。 子供たちからは歌やダンスで歓迎され、I-VANも自身の「ヤーマン体操」を子供たちと一緒に踊った。 眩しい笑顔で元気いっぱいにヤーマン体操を踊る子供たちの姿はキベラスラムという厳しい環境下で生活しているとは思えないほど素晴らしく尊いものだった。

マサイ族の住む村へ

彼らの生活では人と人との距離が近く、その温かさに今多くの先進国で忘れられている何かを感じることができた。また、便利すぎる現代社会とは逆にマサイ族は不便さの中に知恵や体を使った生活を送っていた。

アフリカの大自然

キリマンジャロをバックに走る野生の動物、日本では考えられないアフリカの大自然。
I-VANにとって生涯最高の夕日がケニアにはあった。