バコロド未成年更生施設へ
2015年12月、2つの大きな目的を果たすためにI-VANは再びフィリピンを訪れた。
その一つ目はBacolod city social development center(通称SDC) へ行くこと。SDCは犯罪を犯した未成年を更生させる施設、日本で言うところの少年院に近い。
政府が運営するこの施設には窃盗、傷害、薬物、殺人まで様々な罪を犯した子供たちがいる。
驚かされたのは、そこに居たのは重罪を犯したとは思えない程、無邪気で明るい子供たちだった。
罪を犯した理由も「それしか手段がなかった。普通に学校に行けたらこんなことはしていない」など彼らが犯罪に走る大きな理由は貧困や教育など彼らを取り巻く環境に有る。
そこで働くNGO職員のSara氏によると子供たちが犯罪に走る大きな理由は貧困や教育など子供たちを取り巻く環境にあるという。
I-VANはそこにいる子供たちにダンスを踊ってみせ、子供たちと共にヤーマン体操を踊った。
笑顔で楽しく踊るSDCの子供たちはこれまでI-VANが一緒に踊った日本、タイ、ジャマイカ、ケニアなど世界中の子供たちと何も変わらなかった。